
パイオニア、Skype/一般電話両対応のコードレス端末
ImpressWatchのプレゼントに当っていたもの。使用開始から約2週間経ったので使用レポートを書いてみます。
設置は
(1)まずACアダプターと充電台(写真でコードレス端末の下に青く光っている台ね)を接続。
(2)電話回線(以下PSTN)と充電台をモジュラージャックで接続。
(3)「Skype連携ユーティリティ」ノインストール。付属のCD-ROMをCDドライブに入れれば、自動で画面が表示されます。標準インストールをクリックし画面の指示に従ってインストールを行ないます。
インストール後自動で更新版をチェックするためネット接続します。現在の最新版は1.0.1.0でskypeは1.4と2.0に正式対応しています。私は2.5でも使えています。ちなみに対応OSはXPと2000で、Macは×です。<7/29追記>「Skype連携ユーティリティ」が使えませんが、USB-コードレスハンドセットとしてなら使えるかもしれません。(未確認)
(4)PCと充電台を付属のUSBケーブルで接続。
たったこれだけ。時間は3分もかかりません。いたって簡単。PSTNのコードレスとして使う使用説明書はマニュアルが冊子で提供されていますが、skypeのコードレスとして使うマニュアルはCD-ROMに入ってるものしかありません。
またWEBでも見れます。
まずskypeを起動した状態にしておいてから、「Skype連携ユーティリティ」を起動すると上の左側の画像のように画面だ出てSkypeからの警告メッセージが表示されます。「このプログラムとSkype連携を許可する」を選んで「OK」を押してください。右側の画像のようにタスクトレイに本機のアイコンが出て常駐します。(起動中の表示で結構長い間skypeとやり取りします)緑色アイコンが正常時使用可の状態です。この時充電台のランプがオレンジから青に変わります。(オレンジはPSTN、青はskypeで使用できることを意味します)
次に、設定です。タスクトレイのアイコンを右クリックして「設定」を左クリック。上のような画像の設定で国内の一般的な使用は良いと思います。Skypeoutで国内にダイヤルする場合も国別番号は不要でPSTNのダイヤル番号と同じでいけます。
基本的な使用法は丸いボタン(電話帳/決定)の真ん中を押して▲▼でコンタクトリストから選んで発信を押すだけ。面倒ならskypeから発信してしまえばコードレス電話はskypeのヘッドセットと同様に扱えます。
PSTNとskypeの切替は待ち受け時は気にする必要ありません。オレンジだろろうが青だろうが掛かってきたほうに自動で切り替わって着信します。PSTN通話時はskypeのほうはログイン状態が自動で「取り込み中」になります。
発信時はオレンジはPSTN、青はskypeで発信できます。切替は「PC」の長押で行なえます。
良い点
- パソコンのそばにいなくてもskypeが使える。席を離れても使える。
- PSTNでもskypeでも一台で済む。
- パイオニア製なので電池などの消耗品が入手が容易
- Skype連携ユーティリティはinsighfos社が今後も改善を予定している。(同社のサイトには使用方法をビデオで説明しているので参考になります)
- 通話音質はヘッドセットまで行かないにも結構クリアに聞こえる。
- skypeに残ってる発着信履歴が使える
悪い点
- 呼び出し音量やボタン押すときの操作音が大きすぎる、微調整できない。
- ▲▼ボタンが長押でスクロールできない、コンタクトリストを高速で閲覧できない
- 同様にコンタクトリストのうちグループを選んで表示できない
- コンタクトリストで名前が漢字の場合skypeIDで表示されるので誰からのか分かりにくい
- ドットの液晶表示なので情報量が少なすぎる。せめて数世代前くらいの携帯電話並みの表示が欲しい。
- チャットがあっても何も表示されない
- 充電台のランプ光量有り過ぎ、寝室に置くとまぶしい。
そんなところでしょうか、まあ概ねskypeを使っている人ならば買ってもいいと思います。もっとという人にはもうじき出るWi-Fi-skypeフォンのほうがいいかも。(PC起動していなくても使えますから)着信受けるだけならBluetoothヘッドセットというコードレス化もありますね。
音声の聞こえ具合を確認したいと言う方、お試しにSkypeMEどうぞ。追記07/29
skype以外のメッセンジャーソフトのハンドセットとして利用できますが、「Skype連携ユーティリティ」が起動中の場合は使用できません。
一旦、「Skype連携ユーティリティ」を終了してから「切」-「PC」ボタンで
なんだか変ですよね、パイオニア様にユーザー要望としてお伝えしておきました。